世の通説・俗説にチャレンジする雑誌!
1887年に創刊された日本の代表的な月刊総合誌。各分野の最高水準の執筆者に支えられ、常にその時代を画する評論、ノンフィクション、文芸作品を掲載して、世論の形成に指導的な役割を果たしてきた。この数年は、その伝統の蓄積をベースに、読みやすさ、分かりやすさ、親しみやすさをテーマに積極的な誌面刷新を推進。2004年1月号からは表紙も一新し、「明日を読み解く」雑誌として、一層のパワーアップを図っている。
(/~\Fujisan.co.jpより)
古代より「天皇の血族」として存在した皇族。明治維新後、最も近親で天皇を支える階級として、軍人の義務と多くの特典を獲得し成立した。だが、自らの権威・特権を背景に、長老の皇族軍人や直宮は、天皇を脅かす存在でもあった。本書は、古代から現代の皇族を概観し、近代以降存在した十五宮家、皇族軍人たちの動向、新たな位置づけを求めた戦後の「皇室」を中心に、皇族の全貌を明らかにする。巻末に詳細な「近代皇族一覧」付。
(「BOOK」データベースより)
序章 十一宮家の皇籍離脱―伏見宮系皇族の解体
第1章 近代皇族の誕生
第2章 法制化される皇族―男系・傍系・配偶者
第3章 謳歌と翳り―近代国家の成立期
第4章 昭和天皇の登場―軍国主義の跫音
第5章 戦争の時代
第6章 皇籍離脱と新憲法
第7章 天皇・皇族の戦後
終章 これからの皇族
(「BOOK」データベースより)
和食、和服、和室…、「和」はいろいろな言葉に添えられて日本的という意味を付け加えているにすぎないようにみえる。だが本来、和とは、異質のものを調和させ、新たに創造する力を指すのだ。倭の時代から人々は外来の文物を喜んで迎え、選択・改良を繰り返してきた。漢字という中国文化との出会いを経て仮名を生み出したように。和はどのように生まれ、日本の人々の生きる力となったのか。豊富な事例から和の原型に迫る。
(「BOOK」データベースより)
第1章 みじめな和
第2章 運動体としての和
第3章 異質の共存
第4章 間の文化
第5章 夏をむねとすべし
第6章 受容、選択、変容
第7章 和の可能性
(「BOOK」データベースより)
音楽の聴き方は、誰に言われるまでもなく全く自由だ。しかし、誰かからの影響や何らかの傾向なしに聴くこともまた不可能である。それならば、自分はどんな聴き方をしているのかについて自覚的になってみようというのが、本書の狙いである。聴き方の「型」を知り、自分の感じたことを言葉にしてみるだけで、どれほど世界が広がって見えることか。規則なき規則を考えるためにはどうすればよいかの道筋を示す。
(「BOOK」データベースより)
第1章 音楽と共鳴するとき―「内なる図書館」を作る(音楽の生理的次元 相性のメカニズム ほか)
第2章 音楽を語る言葉を探す―神学修辞から「わざ言語」へ(「鳴り響く沈黙」とドイツ・ロマン派の音楽観 神の代理人としての音楽批評 ほか)
第3章 音楽を読む―言語としての音楽(「音楽の正しい朗読法」―一八世紀の演奏美学 音楽/言語の分節規則 ほか)
第4章 音楽はポータブルか?―複文化の中で音楽を聴く(再生技術史としての音楽史 演奏家を信じない作曲家たち ほか)
第5章 アマチュアの権利―してみなければ分からない(音楽は社会が作る/音楽が社会を作る?―パウル・ベッカーのテーゼ 音楽は政治的にうさんくさい?―「感動させる音楽」の恐怖 ほか)
(「BOOK」データベースより)
ベルリンの壁の崩壊後、世界を席巻した「市場主義」。だが、経済格差や環境破壊を引き起こすなど、欠陥を露呈している。本書では、市場主義の源流に位置するフリードマンの経済思想を、同時代の証言を交えて読み解き、その功罪を明らかにする。第二次大戦後、彼らが勢力を拡大した過程を辿る一方、アメリカの経済思想の多様さにも注意を促す。
(「BOOK」データベースより)
第1章 フリードマンの孤独な闘い―主流派経済学に抗して(「選択の自由」を訴え続けた経済学者 歴史の長い貨幣数量説 ほか)
第2章 静かなる時流の変化―「市場の失敗」から「政府の失敗」へ(『経済分析の基礎』 ベトナム戦争 ほか)
第3章 シカゴ学派の勝利?―ベルリンの壁の崩壊(社会主義の崩壊 シュンペーターの資本主義衰退論 ほか)
第4章 フリードマン以前の「シカゴ学派」―F.ナイトの「適度な懐疑主義」(「偉大な新古典派経済学者」ヴァイナー ダグラスとシュルツ ほか)
(「BOOK」データベースより)
古代バビロニアで粘土板に二次方程式の解法が刻まれてから四千年、多くの人々の情熱と天才、努力と葛藤によって、人類は壮大な数学の世界を見出した。通約不可能性、円周率、微積分、非ユークリッド幾何、集合論―それぞれの発見やパラダイムシフトは、数学史全体の中でどのような意味を持ち、どのような発展をもたらしたのか。歴史の大きなうねりを一望しつつ、和算の成果や19世紀以降の展開についても充実させた数学史決定版。
(「BOOK」データベースより)
第1章 数学の芽
第2章 数学の始まり
第3章 西洋数学らしさ
第4章 古代から中世へ
第5章 カメに追いつくとき
第6章 計算する魂
第7章 曲がった彫刻
第8章 見えない対称性
第9章 形に対する悦び
第10章 感性の統合
第11章 フェルマーの最終定理
第12章 空間と構造
(「BOOK」データベースより)
戦後教育において「平等」はどのように考えられてきたのだろうか。本書が注目するのは、義務教育費の配分と日本的な平等主義のプロセスである。そのきわめて特異な背景には、戦前からの地方財政の逼迫と戦後の人口動態、アメリカから流入した「新教育」思想とが複雑に絡まり合っていた。セーフティネットとしての役割を維持してきたこの「戦後レジーム」がなぜ崩壊しつつあるのか、その原点を探る。
(「BOOK」データベースより)
プロローグ 平等神話の解読
第1章 対立の構図と問題の底流
第2章 戦前のトラウマと源流としてのアメリカ
第3章 設計図はいかに描かれたか
第4章 「面の平等」と知られざる革命
第5章 標準化のアンビバレンス
エピローグ 屈折する視線―個人と個性の錯視
(「BOOK」データベースより)
日本の大学はどのような経過をたどって生まれたのだろうか。そのダイナミックな展開をつぶさに描く本書の下巻は、東京と京都の帝国大学との距離を縮めようとして、官立・私立ともに専門学校などの高等教育機関が充実してゆくありさまを見る。帝国大学はその数を増し、一方で、専門学校はそのなかに序列を生じていった。そしてついに、大正七年の大学令の成立により、現在につながる大学が誕生するのである。
(「BOOK」データベースより)
第6章 「東西両京の大学」
第7章 帝国大学への挑戦
第8章 興隆する専門学校
第9章 序列構造の形成
第10章 「大学令」の成立
エピローグ 大学の誕生
(「BOOK」データベースより)
東西南北に位置する四つの村の中心、一際高い御山には女神が棲まい、周囲に連なる山々には、人肉を嗜好するおぞましき妖魔が棲む。南の村の少女マユリは、亡き兄の罪を背負わされ、虐げられてきた。ある日、村長から“妖魔の民”―村を妖魔から守る代わりに八年に一度、若い女を要求する者たち―の里へ行けと命じられる。迎えの中に兄を殺した者を見つけたマユリは、復讐を胸に秘め、運命の一歩を踏み出す!第4回CN大賞受賞第一作、登場。
(「BOOK」データベースより)